第5回「若い世代からの発信」(8月11日)で発言された わかな さんから,当日の参加者の感想,意見を読んでの Answer が,9月5日,主催者に寄せられました。長文ですが全文そのままを紹介させていただきます。
*印ではじまる部分が当日の参加者の感想と意見,Answer ではじまる部分がそれに対する わかな さんの Answer です。番号は編集者の判断で挿入しました。(あとで話題にするときに位置がわかるようにするためです。)なお,末尾に編注を入れてあります。
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第5回資料 若い世代からの発信
第5回の記録(感想,意見)
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(ここから)

*今回の東京五輪は、原発事故は「アンダーコントロール」したことにされ、気象災害とも呼ぶべき日本の夏は「温暖で最適な気候」なことにされ、コロナ禍は「打ち克った」ことにされて、人びとの疑問や批判を押し切る形で開催されました。3つの世界的な巨大危機が日本政府と IOC により矮小化されているように私は感じました。


Answer 1

そうですね。あったことを無かったことにはできないはずなのですが。事実を認められないし、責任も取らない、というのがこの国のトップのやり方です。何度もしつこく、諦めずに、「終わってないぞ!」「始まってもいないぞ!」と訴えていく必要があるかと思います。それと同時に「私が何ができるか」ということを考えて実践する必要もありますね。気候変動にしても、一人一人の行動、生き方を変えなければ改善などのぞめません。トップに変化を求めるよりも、自分たちが実践の輪を広めていく方が早いようにも思えますよね。
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*千葉から那覇に 2015 夏に避難移住した**です。日本の原発はないけど、中国・台湾(停止)などもあるしで必ずしも安心できないと。また米軍基地が多く、米軍機の騒音からフッ素化合物の排水問題とかあり、正直避難地としてはどうなのかと最近思ってます。


Answer 2

そうですね。どこかに避難したから安全ではない、ということは日本全国、世界どこでも同じかと思います。逃げたからといっても、問題は解決しないし、どこかに安全を求めている限りは(逃げれば大丈夫と言って、誰かや場所に守ってもらうことを望んだりしている限りは)問題の根を無くすことは出来ないと私は考えています。もちろん、まずは、自分の安全をできる限り確保することが優先ですが(誰かを助ける時に同じ泥沼の中にいては誰も助けられないのと一緒)、問題はその後の「行動」だと思います。現実から目をそらさず、「生きること」に真剣になろうと私は思っています。


(「わかな十五歳 中学生の瞳に映った3.11」について)

*買いました! 読みました! 胸をうたれました。


Answer 3

ありがとうございます!!!

嬉しいです!励みになります。ぜひ、その胸打たれた感想をたくさんの人に伝えて、1人でも多くの人に興味を持ってもらえればと思います。


*わかなさん。「わかな十五歳」読みましたよ。多感な年齢の 15 歳の少女が感じ・体験したこと、家庭内のこととかが赤裸々に書かれていて、大変ショックを受けました。本を読んで、大人だからこそ分かっているくせに言わずにいる大人である自分が恥ずかしくなりました。 親の立場から書かれた森松さんの「災害からの命の守り方」とともに、友人たちに「読んで~」と勧め、すごく反響がありました。 今、わかなさんが発しているメッセージ、しっかり受け止めます。 


Answer 4

ありがとうございます!

励みになります。そうですね。ショックで何も言えない、という感想も多く頂いていて、ついつい私も赤裸々に書いておきながら「ごめんなさい…」と言いたくなってしまうこともしばしばです…。ただ、起こったことはなかったことには出来ませんし、このどす黒い「現実」を直視しなければ、未来も無いと私は思っているので、これからも「伝えて」いこうとおもいます!どうか一緒に歩みを進めていただければ幸いです。読んでくださって、本当にありがとうございました!本を1人でも多くの人に薦めるという「行動」と「実践」にも感謝です。ありがとうございます。


*みなさんの話を聞いていて、私も子どもの頃から悔しかったり理不尽な思いをしてきて、そのことを思い出しました。


Answer 5

そうですね。ありがとうございます。誰しも胸の中に「痛み」や「苦しみ」、「憎しみ」を持っているものかもしれません。それをそのままにするのか、見て見ぬふりするのか、正当化するのか、自他を責めるのか、、、。人それぞれ、その胸の中の「きもち」の扱い方が違います。思い出すと本当に辛くなると思います…。私も辛いこと沢山あります。。。でも、その気持ちから逃げてしまっては「前に」進めないんだなぁ、、、とこの10年で感じてきました。良かったら「CAP」なども調べて講座に参加してみてください。子ども達の置かれている(過去の子どもだった自分が置かれていた)環境やそのときの「寄り添い方」「考え方」について学ぶことができます。お辛いのに、感想を書いてくださって、本当にありがとうございます。


*わかなさんお顔出しありがとうございます。講演されていて、どんな反応ですか? どんな風に感じておられますか?


Answer 6

こちらこそ、ありがとうございます。講演をしていると、よく、その場が静かになることがあります。みなさん、息を飲んで話を聞いておられて、話しているこちらが益々緊張する、ということもしばしばです(笑)また、耳が痛い、という感想もよく頂いています。起こった現実を受け入れる、と言うのは本当に苦しいことです。受け入れると、自分の中から憎しみや悲しみ、妬み辛みなどが溢れ出てくることもあります。現実を見て見ぬふりしたい、とはいいますが、最も見て見ぬふりしたいのはその「自分の内面」ではないか、とこの 10 年感じてきました。人に寄り添うことも難しいですが、自分自身に寄り添うこともまた難しいですね。そういう「難しさ」を感じながら講演をしています。ありがとうございます。また機会あればぜひ聞きにきてください。


*4 人 4 様のお話、深く感じ入りました。お互いにお話を聴いて、特に皆さんと共有したいと思われたことがありましたら、お願いしたいです。


Answer 7

皆さんのお話が聞けてよかったです。もっと、皆さんが当時どのような感情で、どのように生きてきたのかを掘り下げて聞いてみたいなと思いました。この 10 年の中でどのような価値観を得て、「生きる」ことを選択してきたのかぜひより深く共有したかったです。


*上から叱りつけては子どもはなつきません。ちいさくても相手の言い分聞いて解決していく、そこで約束したら実行する、わが身の経験思い出しました。


Answer 8

そうですね。私は子どもがいないのでなんとも「子育て」の本当の辛さを理解出来ていないので偉そうなことは言えないのですが、子どもを「叱る」ことと「怒る」ことは違うのかなと思います。たとえば、ものを投げた、としても、ただ「投げちゃダメでしょ!!!」と怒っても子どもは「分からない」のだろうと思います。どうして投げちゃダメなのか、投げたらどうなってしまうのか、それも子どもと対話する必要があるだろうと思います。これは大人同士の会話も同じで、例えば「原発反対」と声高に言ったところで「原発賛成」と声高に言う人をふんともすんとも言わせられないのと一緒かと思います。「どうして話が平行線になってしまうんだろう」という問の答えは「対話(コミュニケーション)になっていないから」です。一時期、安倍さんが北朝鮮との問題で、「対話ではなく圧力!」と意気込んでいましたが、逆だろうと私は思っていました。今日本に必要なのは対話であり、対話をするための「引き出し」を増やすことだと思います。対話はそれぞれの「哲学」がなければ成り立たないように思います。答えのない問だとしても「なぜそう思うのか」ということや、相手の立場を「理解しよう」とする「想像力」と「創造力」なども必要になることでしょう。創造力は互いの意見を擦り合わせた上で行動に移す時に必要となる力だと私は考えています。次世代の未来をつくる、とはいいますが、その中身も枠すらもない状態で、「次世代」と呼ばれる人達が何を引き継ぐというのでしょうか。。。少し脱線しましたが、子どもとの対等な関わりもしかりですが、大人も子どもも関係なく、「共に生きていく」仲間として歩むことができればいいなと思っています。私はそのために講演会と本を広めていこうと思います。素敵な感想をありがとうございます。


*今日の会、色々体験を聞けて勉強になりました。皆さん、それぞれ生活されてる中で周りに話せないとかふつふつと  されてたら、今の時代、ネットという武器がありますから、また YouTube とか Twitter のスペースとか色々発信してくださったら聞いてみたいと思ってます


Answer 9

そうですね。色んなツールを使ってできる事をやって行けたら良いですね。ぜひ質問者様も実践していただければと思います。やっている人に「もっとやって!」と応援することもとても大切なことです。私はこんな世の中だからこそ、紙媒体とか対面とかそういう物も大切なんだろうなぁとも思ってます(^^)道具もなんでも使い方次第ですからね。ぜひ、質問者様も何かアクションを起こしてください〜!


*日本が原発を動かすたんびにウラン鉱山では健康被害に晒されているのが私が反対している第一の理由です


Answer 10

そうなんですね。私はつくづく、原発は核武装のひとつなんじゃないかと思っています。先日サーロー節子さんの文章を読んでいて、核ミサイルの原料を当時カナダで獲得していたということをみて、「あぁ、そうか、それによって別な「健康被害」をうけるひとがいたということか」と思いました。広島、長崎で亡くなった方もそうなのですが、そもそも、その原料となるものの採取場所で人が亡くなっている(健康被害がでている)ことを思うと、百害あって一利なしとはこのことだと思わずにはいられません。


*皆さんの発言良かったです。思った以上にさらに重い内容で、消化に時間がかかります。それ位いい企画でした。有難うございました。人権意識の定着と深化はとても大事な課題ですね。


Answer 11

人権意識の定着と深化、そうですね。本当に大事な課題だと思います。環境問題にしても、原発問題にしても、結局のところ世界や日本の多くの問題は「人権」という観点からみれば「答え」は限られてくるはずなのですが…。残念ながら資本主義経済、民主主義、という名のもとに(?)「お金より命」が優先されています。本当にこの問題は「原発有無」というような「YES、NO」というような表面的な話ではない、のですよね。福島の中でよく当時私の耳に届いていた話題は「お金があったから逃げれたんだ」とか「仕事があるから逃げられない」とか…。高い線量の被ばくを「させられている」(命の危険にさらされている可能性がある)のにそこから「逃げる」ことをゆるさない、ゆるされない、という風潮があったように思います。その「異常」さ。人権は大切だといいつつ、結局のところ「自分自身はどうなんだ」(自分自身もまた他の人同様にひとつの命として大切にされる権利があると思えるか)とも思ったり…。本当にこの問題の本質は根深く多くの人が長らく避けてきた問題だったのではないかと私は感じています。


*絶望にあっても、若い人たちがいろんなことを考えていて、すごい勉強になりました。ありがとうございました!


Answer 12

こちらこそ、ありがとうございました。私も勉強になりました!!諦めなければ、道は開ける、と中学校時代恩師に言われたことがあります。原発のことが起こる前に言われた言葉ですが今でも私のモットー(座右の銘?)になっています。諦めずに「一緒に」頑張りましょう!(*^^*)


*若い皆さんの賢くしなやかで真っ直ぐな発言を感動しながら聴かせていただきました。


Answer 13

お聴きいただいて、ありがとうございました!ぜひ、その感動に乗せて、1人でも多くの方に実践して諦めずに「生きる」ことの大切さを伝えていただければ幸いです(^^)


*4人の皆様ありがとうございました。


Answer 14

こちらこそありがとうございました!


*以前、酸水素ガスによる燃料電池発電の障害は原子力規制委による新しい発電方式の認可が阻害ときいて愕然としたことがあります。


Answer 15

そうでしたか。。。

再生可能エネルギーが必要だとも言われて久しいわけですが、それだけでは気候変動も止めるのは難しいでしょうね。良い良いといわれていた太陽光なども、結局パネルが壊れてバカでかい粗大ゴミに(しかもそれを処分するのにも莫大な費用とエネルギーが…)。再生可能エネルギーといいながら、山を切り開いて自然環境にもまたしてもメスを入れて、本末転倒、「循環不可能な」話ばかりです。正直、各々が生活の質を見直して、生き方を変えるしか近道はないのでは?とおもいます。自分が生きることについても「誰か」任せ、「システム」任せ、だからこそ、「障害」が発生するのだろうとも思います。それぞれが主体性を持って「選択」することでこれからの未来が良くなっていくように思えます。


*大人の私もあきらめないで目を逸らさないで自分事として生きていきたいと思います。ありがとうございました!


Answer 16

ありがとうございます!私もこれからも現実を直視しながら進んでいこうと思います。こちらからいちばん伝えたいメッセージを受け取ってくださってありがとうございました!


*4人とも原発事故に真摯に向き合ってここまでやってこられたのだと言うことがよくわかりました。わかなさんの大人は諦めないでほしい、生きている仲間として逃げないでほしいという言葉に共感し、背中を押される気がしました。若い人たちの前向きなお話にとても元気づけられました。ありがとうございました。


Answer 17

ありがとうございます。

大人が諦めると子どもが諦めてしまうんですよね。大人が悩んでいるような「問題」も子どもの目線からすれば「問題」ですらないことが往々にしてあります。本来ならもっと「シンプル」に考えれば世の中はもう少し良くなるだろうと私は考えています。子どものようなしなやかさと純粋さを忘れては行けないんだろうなぁと思いつつ、毎年確実に歳をとっています汗 それでも、「大切な」「当たり前」(たとえば、自然とか命とか、家族とか友達とか…ご飯が毎日食べられる…とか…)をまずは守っていきたいなと思っています。


*中国・北朝鮮政府脅威論はたいへん煽られているので、「平和」のために、自衛隊、核抑止力、安保条約…などが必要と思わされますよね。それに対し、市民・労働者の国際連帯(自国の政府に絶対戦争をさせない)でこそ、反戦平和をつくり、核もなくせますよね。その展望・リアリティーを示していくことが重要ですね。がんばります!


Answer 18

ありがとうございます。私が所属しているチェルノブイリ法日本版を作るかい、という会でも「市民の手で作る」ということに意味がある、という言葉が度々きかれます。トップに変えてもらおう、政治が変われば、などとは言いますが、結局根が腐っている状態で木の葉だけ色付け、衣替えしたところで根本はそう簡単に変わらないだろうと思っています。「誰か」任せ、「システム」任せ、ではなく、「自分たちの手で」やっていく必要がありますよね。日本語は便利で主語が曖昧になりますけど、「私が(I)」どうするか、というところがとても大切なんだろうなぁと思っています。リアリティをもつ、というのは自分事にする、ということだとも思うので、私も想像し、創造したものを示して行けるよう、今後とも活動を続けていこうと思います!ありがとうございます!


*還暦という年齢もあるのか最近故郷の房州(房総半島南部)への望郷の念が強く沖縄へ避難した事に疑問符が点灯しがちです。皆さんは、そういう望郷の念はありますか。ちなみに千葉北部船橋市から沖縄へ移住しました。


Answer 19

望郷、ということば、とてもよく分かります。私が本を出す前、長年ブログをやっていましたがそのタイトルも「望郷」という名前でした。福島のことをよく思い出していた高校生の頃に付けたブログ名で(現在は違う名前です)した。私の本の表紙は桜ですが、この10年、春と桜は私を苦しめる象徴ともなっていました。美しい緑と食べ物と、、、そして、大切な人とその思い出…色んなものが詰まった「故郷」への想いがあの日を境にして見えなくなってしまったようにも思えました。何とまとめていいか困っていますが、、、。故郷を偲ぶきもちは変わりません。ただ、この10年で変わったことといえば、春と桜をまた笑顔で迎えられるようになったということです。これを「綺麗な物語」として見て欲しい訳ではないことは言うまでもないと思います。これはあくまでも「私の」話ですが、それだけ自分と向き合ってきた証なんだろうと思っています。本の表紙が本当に大好きで、描いてくださった三井さんには心から感謝しています。過去の出来事は変えられませんが、認識を変えることは出来ます。望郷、という想いもまた同様に。

素敵な質問をありがとうございました。


*オリンピックパラリンピックを強行したこと、汚染水を海洋放出しようとしていること、避難者を常に少なく見積もろうとすること、強制的に帰還させようとしていること、文科省が放射線副読本を配布したこと…これらを決して許さず抵抗・反撃していけば、決して東京電力福島原発事故は風化、終わったことにはされない。今日話してくれた若者たちとともに、おとなたちが諦めず、具体的に行動し続けることがとても大事だと思います。


*この五輪は、復興五輪ではなかったと思います。


Answer 20

そうですね。私もそう思います。


*感想です。4人の方々の発言、しっかりと自分と社会と未来をみつめておられて、とても考えさせられました。ありがとうございました。私はドキュメンタリー制作者で「赤浜ロックンロール」という映画を作ったのですが、三陸の復興も、工事の人と資材が五輪に流れてしまってかなり遅れました。その現実を TV 番組にもしましたが、見て下さった方が知らなかったとびっくりされた方が多かったです。地元の町の財源は、今も震災前に戻りませんが、建設会社は、東日本大震災の工事、オリンピックがあり、2019 年は、経営利益が大幅改善しました。あったことをなかったことにできない。大事なことですね。ありがとうございました。


Answer 21

ありがとうございます。本当にあったことを無かったことにはできませんね。ただ、「あったこと」すら忘れ去られることもあるんですよね。そのために誰かが伝えなければならない、というのも事実で、そこは「当事者」がまずは立ち上がらなければ(言葉にしなければ)ならないんですよね…。本当にどの問題にしても当事者の抱えているものというのはとてつもなく大きく重いものばかりです。ドキュメンタリー映画を作られたのも本当に素晴らしいですね。たくさんのエネルギーをお使いになられたと思いますし、現地の方もたくさんの想いの中取り組まれたのではないかと推測します。本当にお疲れ様でした。そして「創造する」という「行動」をしてくださっていることに心から感謝します。これからもどうか続けてください。私も諦めずに続けてまいります。ありがとうございました。


*ありがとうございました。原発事故が、避難が無くても何かのきっかけで生き方考え方が変わることはきっとあったと思いますが、ちゃんと受け止めて消化されてきたのだなと思いました。素晴らしいです。


Answer 22

そうですね。何らかのタイミングがあったかと思います。それこそ、原発事故が無かったら、このコロナで変わることもあったかもしれませんね。たられば、で語っても仕方の無い話ではありますが^^; それぞれの価値観、生活環境によって、全くもって変わってきますよね。私は原発事故や震災があってよかったとは思っていませんが、あったからこそ分かったこともあるし出会った人もいた、と思っています。本当に不思議なことって沢山ありますよね。生きてきてよかった、と今思えているだけで充分だとも思っています。お話聞いてくださってありがとうございました!


*ご登壇の皆さん、ありがとうございました。

大人子どもの別なく、親子であってもそれぞれ違って本当に 100 人いれば 100 通りの震災・原発事故経験ですよね。これからそういう声を集めていくこと、残していくことが大切だと思います。


Answer 23

そうですね。残していくこと、大切だと思います。既にそういう活動を始められている方もおられるので、ぜひそういう輪が広がっていけばと思います。私もそういうプラットホームを準備できないかと思案していますが、なかなか、難しいですね。エネルギーが足りないです。ぜひ一緒に頑張りましょう。


*お一人お一人からとても大切なことを聞かせて頂きました。有難うございます。

Answer 24

こちらこそありがとうございました!


*上前さんの学生の頃からの積極さが印象的で素晴らしいと思いました。それから、一人修学旅行には本当に驚きました!(お母様から少し聞いたことがありました!めちゃめちゃ驚きました!)  IRO も最近から見させて頂いています。とても未来への希望を感じました。応援しています。

渡辺さんは、 GoWest で時々お目にかかっていて、今日またお話が聞けてうれしかったです。「原発、原爆、核は同じ...。」本当に!どんどん発言してください。応援しています!

鴨下さんも、辛い時を乗り越えて、リスクを負ってでも発言を選んだことに心から有難うと言いたいです。私はカトリック信者なので、フランシスコ教皇に会われたことを本当に素晴らしいとあの時思いました。いつか、関西の教会でも話してほしいと思い続けてまだ実現していません。


*わかなさんにも心から有難うと言いたいです。本を出されたことは Facebook で知っていました。読みたいと思いながらまだ買っていません。今日買おう!読みたい!とおもいました。しんどいときを乗り越えて、こうして発言をしてくださって、おかげで大切なことを聞かせて頂きました。「どの人も守られなければ!」大人に「諦めないで!」本当にそうです‼有難う。関西でも Zoom で講演会してほしいです。つい今死にたいと思われたときについて、発言されたこと「ものすごく生きたいのでは?」もスゴい発見ですね。それから真剣に生きることを考えられた...。深いです...。有難うございます。


Answer 25

ありがとうございます!嬉しいです!!泣 ぜひ、zoomで講演会しましょう!メールいただければ幸いです。(寺本さんか、出版社のミツイパブリッシングさんにメールいただけると円滑かと思います!)


*うえまえさん、まさにおっしゃる通りですね。うえまえさんはどんなことがあってもぶれない方なのだと感じます。


*政治と生活・労働問題は、深く結びついている。政治、社会問題について、もっと解放的、率直に話せる職場やキャンパス、街頭にしていくことができれば、若者ほかさまざまな立場の労働者・市民とつながっていくことができると思います。まずは、自分の立場をはっきりさせ、その上で相手の考えを尊重しながら対話する、職場にある不当・不条理なことを管理職に言っても仕方ないと諦めてしまわず、管理職にも言うし、具体的に改善していくために同僚と考えて変えていくし、根本原因である社会全体の構造を変えるためにも行動します。


Answer 26

素晴らしいです。尊敬します。感想をありがとうございます。本当におっしゃる通りですね。私も今後とも行動していこうと思います!ありがとうございました!


*本当に当事者でないと、解らないことばかりですね。私も、他の当事者で活動していますが、体験しないと、解ったにはならないと感じました。当事者が発言して行動することがとても大切だと思います。応援をしたり共感はできますが、当事者でないと苦痛は伝わらないですね。本当に頑張ってくださいね。


Answer 27

そうですね。一緒に頑張りましょう。


*この前、ウクライナのカトリーナさんのコンサートに行ってきたのですが、避難の権利を国家が認めているウクライナですら、避難者のいじめはあって、配給された果物を妬まれて、果物をあげようとしたら目の前で潰されたとか言ってました。あとあとになって、避難の意味がわかったと言ってくれた人が何人もいたとも。


Answer 28

そうですね。本当に複雑怪奇です。命を守る選択をしたはずが、、、です。問題はねぶかいですね。ありがとうございました。


*いつも参加させて頂きありがとうございます。また、よろしくお願い申し上げます。国を動かすのは大変だと思いますが、諦めずに頑張っていきましょう。


Answer 29

そうですね。国を動かすのと同時に、私たち自身の生き方も変えなければならないとおもいます。自分たちは変わらないままで、相手に変わってもらおう、なんてムシが良すぎますから。頑張っていくしかないですね。諦めずに一緒に頑張りましょう。


*鴨下さん「出来ないと思わないで欲しい。仕方が無いと思わないで欲しい。下の人はもっと苦しむから」・・・そうですよね!


*当時、小学生、中学生、高校生がその時どう感じたか、今どう思っているか、多様に聞けました。ありがとうございました。皆さんの行動、考え、思いは、あらためて深く考えさせられました。

被ばくのこと、社会のこと、生きることについて、考える時間となりました。

そこには年齢関係なく、話し合えていて、とても嬉しいと思いました。もっと話せる場を環境を作っていきたいと思いました。ありがとうございました。


Answer 30

こちらこそ、ありがとうございました!


*(上前まゆこさんの質問について)私は、同年代とつながっていきたいと思ってます。大事だと思うのは、相手を知る、その人自身になってみて、考えてみることかなと思っています。難しいと思うのは、いろんな方がいるので、どこまでつながっていけるかな~ということかな。


*原発事故後、日本にいる時に、「あなたの価値観や考えと合う人を探してたら一生彼氏とかできない、それか活動家しか無理よ!」とよく言われていたのですが、世界に出るとそんなことはないです☺

原発事故始め五輪などに関連して、国際連帯などの話題がでてきましたが、もっと世代問わず(特に若い人たちも!)国境を超えてつながっていれけばいいですね。と思いました!


*不登校の避難者の子供のこと

昨日の 4人の方は、いじめをも超えて、素晴らしい活動をされている方々。

一方、私の知り合いのご子息の何人かは

・突然の引っ越し、

・環境に馴染めず

などから、不登校になっています。

気にしつつも、本人の気持ちを推し量るのみで、

出会った時に、一言、二言、話すのみ。

どのようにすれば、良いのだろうか、で止まってしまっています。


Answer 31

対話が、必要だと分かっていても、どうしたらいいかがわからない、というのが現実ですよね。「どうせ話しても仕方ない」とか「困らせてしまうんじゃないか」とか私は当時そんなことを考えていたので、もしかしたら、そのお子さんもそんなきもちなのかもしれません。「あなたは大切な存在」という「受け入れる」スタンスを示すことで子どもも心を開くこともあるかと思いますが、もう年数が経っていることも考えると専門家を頼った方がいい事もありますよね。私もカウンセラーにだいぶお世話になったので、、、。私の場合はまれなケースだったのかもしれませんが、1人でからにこもった高校時代は意味があったと思っていて、学校にはいっていましたが半分は保健室通い、または寝ている、考えているという感じで授業は身になりませんでした。学校に行かねばならない、ということもないと思いますし、周りから見て「孤独で可哀想」と思える時間も本人からすれば「必要な時間」であることもあると思います。何かしなければ、と思うよりも、本人の「生きる力」を信じて「エンパワメント」することのほうが何倍も大切かと思います。「CAP」など調べていただければ「エンパワメント」についても学びを深められると思うので、調べてみてください。ありがとうございました。


*皆さま、ありがとうございました。経験談聞けて学べました。


Answer 32

ありがとうございます。


*今日も四人のスピーカーの皆様にとても励まされました!本当にありがとうございました☆素晴らしいお話しでした!本当に皆さん、生まれてきてくれて生きていてくれてありがとうございます(^^)


Answer 33

ありがとうございます!こちらこそ、生きてきてくださって、出会ってくださって、感謝感激です!


*・・さま 本当にいつもありがとうございます!


*4人の皆さま、・・さん、皆さまありがとうございました。


*・・さま、ありがとうございました。今後のテーマも地味ではないと思います。


*4人の若者一人ずつ一回の集いにしても良いくらい中身が濃かったです。参加してとても良かったです。


*今日は、おはなしありがとうございました。みなさんの想いがよく伝わってきました。みなさんのおはなしを聴きながら、根本から社会を変えていくにはどうしたらいいのだろうか。そのようなことを思いました。日本は、とかく、課題や問題をその地域特有の問題だけに特化する傾向が強いと思います。原発の問題であれば、福島。原爆は広島、長崎。水俣は熊本。ここは、教育の現場から変えていく必要性を強く感じます。福島は、原発、放射線の教育を熱心にしています。広島では平和教育を熱心に行っていますし、熊本は水俣のことを学んでいます。このような内容は、日本全国で、教育の現場で取り入れていくべきだろうと思います。


*今日は、おはなしくださったみなさんの「あきらめない」という言葉がとても強く心に響きました。私も、微力ながら、少しずつでも、活動していきたいと思いました。


Answer 34

その通りですね。教育の現場でできるのが1番ですが、とにかく今のシステムを変えていくしかないですね。現状にプラスでやっていくというのは無理があるわけですから。根本から本当に変えていくなら、足元から変えていくしかないですね。諦めずに草の根活動やっていきましょう。


*事前に配信された資料や映像もありがたかったですが、4人各々のお話は想像以上に心打たれる内容でした。私はリモートに不慣れで QR コードの回答方法でつまづきました。チャットのかきこみも経験なく、ましてお話聴きながらは無理だと思ってます。すみませんが、以下、感想送ります。

森松さんの本にもご自身の家族、お子さんのことが丁寧に書かれています。その中でも、心が壊れるーアイディンティの喪失の記述はとりわけ深く考えさせられたところです。

この国でおこっている不正義、理不尽きわまりない非人間的な出来事は、この国に住む大人の責任です。

「頑張ってね。これが一番傷つきます。人ごとではないんです。すべて自分ごと(わかなさん)」

本当にその通りだと思います。知らなかった。仕方なかったといって、他人のせいにして、自己を正当化することがずっーとまかり通ってきました。

どうしたら「人権」のことを提起できるか、私も同じ問題意識をもってます。すべての命は生まれた時から尊い大切な存在です。命の危機にあった時はどんな人も守られねばならないです。

「人権」というと難しいという思いがありますが、暮らしの中で実感できるヒントをいただきました。自分が大切にされているという経験がなければ自尊感情はなかなか難しいと思っていますがどうでしょうか。

わかなさんのご本、読んでみます。今後も避難者の声に耳を傾け、自分や社会の問題を解決する道筋を考えていきたいですので、またよろしくお願いいたします。


Answer 35

ありがとうございます。

私もそのように思います。

まさに私も自分が大切にされているという経験がなければ、自尊感情は生まれないし、誰かを大切にすることも出来ないだろうと思っています。寄り添うという言葉も同じですね。自分自身に向き合うことも寄り添う事もできていないのに、他の人同様向き合い寄り添うことなんてできないだろうと思います。痛みを知っているからこそ、その痛みに手を添えられるし、知っているからこそ、そこに触れるのことが難しいと感じることもある。

誰しも、守られ、そして愛されていいはずです。しかし、今はレッテルが無ければ、こうあらねば、守られない、愛されない、ということが無意識下でも起こっていて、その連鎖を断ち切るのが難しくもなっています。本当はもっとシンプルなはずなんですが…。

人権とは!!!と学者のように話せなくとも、「命は何よりも大切」ということ、「あなたはかけがえのない人」ということ、、、そういう「当たり前」がもっともっと大切にする生き方を選びたいなと私は思っています。

本当に素晴らしいメッセージありがとうございました!ぜひまた本をお読みになったら、感想お聞かせください(^^)
(Answer はここまで)

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編注: 
Answer 5,31 関係
NPO法人 CAPセンター・JAPAN http://cap-j.net/
CAP(キャップ)とは、Child Assault Prevention 子どもへの暴力防止の頭文字

Answer 21 関係
赤浜ロックンロール
■ Film "Peace on the Tigris" (2014/108min)
■ Film "Akahama Rock'n Roll" (2015/90min) 
■ Film "Atoms for Peace" (2016/94min) 

Answer 25 関係
出版社のミツイパブリッシングさん
https://mitsui-publishing.com/product/wakana15

(以上)